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オートレベルの機種一覧

メーカー 機種名 倍率 対物レンズ
有効径
最短合
焦距離
自動補
正範囲
質量 JIS防水 
保護等級
水平目盛 国土地理院
登録
トプコン AT-B2 32倍 42mm 20cm ±15′ 1.85kg 6級 3級
AT-B3 28倍 36mm 20cm ±15′ 1.7kg 6級
AT-M3 26倍 40mm 0cm ±15′ 2.2kg 7級 3級
ソキア B20 32倍 42mm 20cm ±15′ 1.85kg 6級 3級
B30 28倍 36mm 20cm ±15′ 1.7kg 6級
ニコントリンブル AS-2 34倍 45mm 90cm ±12′ 1.8kg 7級 3級
AS-2C 34倍 45mm 90cm ±12′ 1.9kg 7級 3級
AE-7 30倍 40mm 20cm ±16′ 1.7kg 7級 3級
AE-7C 30倍 40mm 20cm ±16′ 1.7kg 7級 3級
AP-8 28倍 30mm 75cm ±16′ 1.25kg 3級
AC-2S 24倍 30mm 75cm ±16′ 1.25kg 3級
AX-2S 20倍 30mm 75cm ±16′ 1.25kg
ペンタックス AFL-321 32倍 45mm 60cm ±12′ 2.1kg 6級 3級
AFL-321R 32倍 45mm 60cm ±12′ 2.3kg 6級 3級
AFL-281 28倍 45mm 60cm ±12′ 2.1kg 6級 3級
AFL-241 24倍 45mm 60cm ±12′ 2.1kg 6級
AL-321 32倍 45mm 50cm ±12′ 1.8kg 6級 3級
AL-321R 32倍 45mm 50cm ±12′ 2.0kg 6級 3級
AL-321S 32倍 45mm 50cm ±12′ 2.0kg 6級 3級
AL-301 30倍 45mm 50cm ±12′ 1.8kg 6級 3級
AL-271 27倍 40mm 30cm ±12′ 1.6kg 6級 3級
AL-271R 27倍 40mm 30cm ±12′ 1.8kg 6級 3級
AL-241 24倍 36mm 30cm ±12′ 1.6kg 6級 3級
AL-241R 24倍 36mm 30cm ±12′ 1.8kg 6級 3級
マイゾックス GEO-24IP 24倍 38mm 50cm ±15′ 1.46kg 4級
GEO-28IP 28倍 38mm 50cm ±15′ 1.46kg 4級
STS 20XG 20倍 30mm 30cm ±15′ 1.3kg 5級
24XG 24倍 34mm 30cm ±15′ 1.3kg 5級
26XG 26倍 40mm 30cm ±15′ 1.3kg 5級
28XG 28倍 40mm 30cm ±15′ 1.3kg 5級
32XG 32倍 40mm 30cm ±15′ 1.3kg 5級
ムラテックKDS RX-26 26倍 40mm 50cm ±15′ 1.7kg 6級
RX-28 28倍 40mm 50cm ±15′ 1.7kg 6級
RX-32 32倍 40mm 50cm ±15′ 1.7kg 6級


対物レンズ有効径

  対物レンズとは観察される物体に最も近いレンズである。
  対物レンズ有効径が大きいほど集光力が向上し、明るく、解像力の高いシャープな像を得ることがでる。 しかし、レンズの材質や性能、コーティング方法などによっては有効径が小さくても同じ有効径のオートレベルよりも 明るくシャープに見えることがある。 対物レンズ





倍率

  簡単に言うと、倍率が10倍なら10m先にある対象物を1m先に見たのと同じ大きさに見える。
  一般的にオートレベルの倍率は大きいほど遠くが見えやすい。しかし、倍率が高くなるほど暗く、不明瞭になります。
また、倍率が大きくても対物レンズ有効径が小さいと集光力が少ないため遠くが暗くなるため見にくい。

※オートレベルで1回の望遠距離は大体50mまでとされている。
  (地球は丸く、50m以上になれば地球の曲率が精度に影響してくるため)

参考までに……
(サイト作成者の個人的な見解です。)

  倍率24倍のオートレベルで測量した場合、10mや20mでは問題なく使用できたが、30mぐらい離れるとアルミスタッフ(箱尺)の
数字が読みにくかった。
※視力の良い人だと30mぐらい先でも大丈夫かも!

  倍率24倍のオートレベルでは単純計算で24m先を倍率24倍で見た場合、対象物が1m先に見えることになるので、 20m以上になると現場で使用するのは少し厳しいかも。





最短合焦距離

  最短合焦距離とは、対物レンズからどのくらい近くまでピントが合わせられるかを表している。
  この距離が短いオートレベルほど、近くのメモリなどが読めるので、狭い場所などでの使用に適している。





国土地理院による認定

  基本的に公共測量を行う場合一部認定機指定の場合があります。その場合に使用出来る測量機械です。
  未認定でもJSIMA認定の校正証明書は発行出来ます。お客様のISOには準拠でき一般の測量には支障なくご使用できます。

   こちら のサイトで国土地理院登録機種を確認できます。





自動補正機構範囲

  自動補正機とは、レベル本体が傾いても補正範囲内であれば、視準の十字線が自動的に水平にしてくれるオートレベルの内部の機械です。   自動補正機構範囲とは、自動補正機構が機能できる範囲です。一般的に大きい方が良いといわれています。






視界

  オートレベルをのぞいたときに見える範囲を言います。
  視界『1°20″』とは100m先で約2.4mにわたる範囲が見通せることになります。 






1km往復標準偏差

  レベルで1km区間の水準(高低)(レベル)を計測開始地点から計測終了地点までの往路、 計測終了地点から計測開始地点までの復路(往復)を計測したときに最初に計った水準から最後に戻ってきて 計った水準の高低の機械誤差どれくらいかということ。

1km往復標準偏差1.5mmとは、1km区間の計測をした場合1.mm機械誤差がでるということ。





JIS防水保護等級

JIS防水保護等級とは、日本工業規格で定められた防水に関する保護構造についての規格である。 詳細は下記の表をご覧ください。
JIS等級 JIS定義 保護の程度
0級 無保護 -
1級 製品上部から垂直に滴下する水に対して保護されている。 -
2級 製品を15度傾けた状態にて製品上部から垂直に滴下する水に対して保護されている。 -
3級 製品上部から両側に60度までの角度で噴霧された水に対し保護されている。 -
4級 ※ 製品に対するあらゆる方向からの水の飛まつに対し保護されている。 生活防水
5級 製品に対するあらゆる方向からの噴流水(12.5l/min)に対し保護されている。 水流を受けても「動作に有害な影響を受けない」だけで、内部に水が入る可能性はあることに注意。
6級 製品に対するあらゆる方向からの暴噴流水(100l/min)に対し保護されている。 内部に水が入らないだけであり、水の中に入れても大丈夫というわけではない。
7級 水に浸しても影響がないよう保護されている。製品を水中にて使用するもの。 水深1メートルに30分沈めても水の浸入した形跡がないこと」が条件
8級 潜水状態での使用に対して保護されている。
7より厳しい条件の中で使用するもの。
試験条件は協議により決定します。
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※デジタルカメラでのJIS防水保護等級4級のテスト風景。
JIS防水保護等級4級テスト   テスト方法は、デジカメを決められた状態で固定し、30~50cm離れた上下左右の全方向からじょろ口を使って散水する。 散水量は10リットルで、水圧は50~150kPa(キロパスカル)。試験時間は製品の表面積1?当たり1分間で、トータル最低5分間以上。